事業経営とサービス |
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消費者とサービス業の架け橋・事業経営とサービス |
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気配り対応と人間関係力 |
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人間は同類の人間の集団の中で生きることが好きな動物である |
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人間は同類の人間の集団の中で生きることが好きな動物です。
その最大の利点は、精神的に安心できることです。
同じような考えや知識がある人同士では会話が弾みます。
知識や体験を共有できるからです。
しかし、この同類の人間の集団の中で生きることの代償は大きなものがあります。
諺に「井の中の蛙・・・」があります。
井戸(狭い社会)の中に安住していると外の社会が見えなくなくなる!という例えです。
ところが、同類の人間の集団の中で生きることで安心している人は、その集団から離脱することに大きなエネルギーが必要になります。
安住の地からの離脱は自分の価値を評価してくれなくなる可能性があるからです。
不思議なもので、ガキ大将のグループの中にいると、自然とガキ大将の体質に染まっていきます。
社会に迷惑をかけていたとしても容易に抜け出ることができません。
また別の現象として、スーパーである商品に人が群がっていたとします。
そして、その中の一人がその商品を手に取り、納得したように買い物カゴに入れます。
すると、群がっていた人の中の別のお客様が手を伸ばして同じ商品を買い物カゴに入れます。
同類の集団の人間の行為で安心感が高まったからです。
この人は、集団の価値を優先し、商品の品質や価値の評価を後回しにしてしまったのです。
このように、同類の人間の集団は即興的に生まれることがあります。
同じスーパーに来ていて、同じ商品に興味を持った人間の集団です。
世の中には同類の人間の集団が数多くあります。
億単位の資産を持ち、優雅に旅行を満喫しながら自己研鑽をする集団。
また、そうでない集団。
どこの集団に属するかはその人の人生観や行動で決まってきます。
成長と成功を意識している人は、自分が属するべき最適な集団を常にさがし続けています。
そして、良質な集団に加わることができるように、自分を高めているのです。
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成長と成功を意識している人は、ちょっとした会話から相手を選別している |
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人は、基本的に成長や成功を意識して生きています。
成長や成功に役立つのであれば、人間関係を構築したいと考えます。
多くの人は、成長や成功に役立つ人を友人にしたいと思っているのです。
言い換えると、役に立たない人とは関係を持ちたくないと密かに思っています。
そのとき重要なことは、相手の見分けや選別です。
見分けや選別をするためには、服装や振る舞いを確認します。
現在は本質を重視するような考え方も重視されるようになりましたが、まだまだ服装や振る舞いでの選別も行われています。
余裕があることを示す意味で不動産屋さんが高級車で営業していたことでも知られます。
少し前まではスーツにネクタイがビジネスマンの象徴でしたが、今日では絶対的な評価の要素にはなっていません。
IT関連の先進的な企業では、すでに私服での勤務が常態化しているからです。
ところが、今や服装や振る舞いだけでは人物判断ができなくなっています。
服装や振る舞いでの評価が能力や力量、将来性などを判断できなくなっているのです。
そのため、服装や振る舞いだけでは見えなかった部分を会話で判断することになります。
会話をすれば、どこかに選別のヒントが見えてくるからです。
直接会話をすると、その人物の本質が明らかになってきます。
例えば、日常会話の中で品質を題材に会話する人と、安価を題材にして会話する人がいます。
優先順位の問題なのですが、どちらを強く意識しているかがわかってきます。
「この人は、品質や価値を意識しているな!」
「この人は、安価を追い掛けているな!」の違いです。
さらに安価ばかりを追い掛けている人は、ホテルの選別をする理由に「眠ってしまえば同じ!」とよく言います。
確かに眠ってしまえば夢を見るしかありませんが、良質な寝心地や夢見心地を味わうことができません。
一方、一流ホテルを利用する人は、良質なマナーや良質な居心地を体感でき、それを自然と表現できるようになります。
そのことが対面して直接会話するとき、会話の中に出てくるのです。
人間には向上心があり、成長や成功を意識して生きています。
それを手助けしてくれるのが良質な人物であり、人間関係です。
「人間関係、人脈を見ればその人の価値がわかる!」と言われています。
その人は、直接会話によって、成長や成功に役立つ人物かどうかの判断をして人間関係を構築しているのです。
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